20世紀西洋人名事典 「シュテファンゲオルゲ」の解説
シュテファン ゲオルゲ
Stephan George
1868.7.12 - 1933.12.4
ドイツの詩人,翻訳者。
ビンゲン近郊ビューデスハイム生まれ。
裕福なぶどう酒商の家に生まれる。ギムナジウム卒業後ヨーロッパ各地を遊歴、パリでマラルメに出会い詩的使命を自覚、1892年創刊の機関誌「芸術草紙」は彼を中心とするゲオルゲ派の基盤となる。代表作に「魂の一年」(1897年)、「生の絨毯」(1900年)、「第七輪」(’07年)、「新しい国」(’28年)等がある。翻訳家としても優れ、ボードレール、ダンテ、シェークスピア等の翻訳があり、「作り変え」と称す。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報