シュテンダル(その他表記)Stendal

デジタル大辞泉 「シュテンダル」の意味・読み・例文・類語

シュテンダル(Stendal)

ドイツ中部、ザクセン‐アンハルト州の都市。12世紀にブランデンブルク辺境伯アルブレヒト1世が治め、14世紀にハンザ同盟の都市となった。織物業発展。旧市街には大聖堂聖マリア教会などの歴史的建造物が残る。美術史家ウィンケルマン生地フランスの小説家スタンダール筆名同地に由来する。シュテンダール

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「シュテンダル」の意味・わかりやすい解説

シュテンダル
しゅてんだる
Stendal

ドイツ北東部、ザクセン・アンハルト州の都市。1949~90年は旧東ドイツに属した。肥沃(ひよく)なアルトマルク地方東部のウッフテ川に沿う標高33メートルの地にある。人口3万9800(2000)。1160年、アルブレヒト熊伯(ゆうはく)Albrecht der Bär(1100?―70)により、彼の所領の主要な交易地として市場開催権を得た。19世紀なかば以降、鉄道の開通によって工業化が始まった。鉄道の分岐点で、鉄道の工場がある。鉄製家具、製糖缶詰醸造農業機械などの工業が盛んで、大きなミルク工場もある。

[佐々木博]

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