普及版 字通 「ショウ・つぐ」の読み・字形・画数・意味
14画
[字訓] つぐ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は召(しよう)。召に招神の意がある。〔説文〕三上に「の樂なり」とあり、〔書、益稷〕に「簫(せうせう)九して、鳳凰(ほうわう)來儀す」とあり、その楽の瑞応として鳳凰が来り舞うたという。〔論語、述而〕に「子、齊に在りてを聞く。三、の味を知らず」、また〔論語、八〕に「子、を謂ふ、美を盡せり。善を盡せり」と、その楽を賛嘆している。
[訓義]
1. 楽の名、舜の楽と伝える。うつくしい。
2. 紹と通じ、つぐ。
[古辞書の訓]
〔立〕 ツグ・ヒカリ 〔字鏡集〕 ヒカル・ツグ・マフ・ウルハシ・ヒカリ
[語系]
・紹zjiは同声。招tjiとも声近く、召・招は神を招く。その神意をつぐことを紹といい、楽声にあらわれたものをという。
[熟語]
運▶・艶▶・華▶・▶・顔▶・気▶・暉▶・綺▶・景▶・光▶・簫▶・代▶・媚▶・武▶・舞▶・風▶・曼▶・妙▶・齢▶・麗▶・朗▶
[下接語]
雲・嘉・雅・虞・景・康・簫・仙・徴・舞・風
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報