20世紀西洋人名事典 「ジェルジルカーチ」の解説
ジェルジ ルカーチ
Lukács György
1885.4.13 - 1971.6.4
ハンガリーの哲学者,美学者。
元・ブタペスト大学教授。
ブダペスト生まれ。
ロマンティクな反戦的、反資本主義的志向から、第一次大戦後の革命運動に参加。革命政府の教育人民委員に選ばれ、革命の失敗によりウィーン、ベルリンなどに亡命。1929年レーニン研究所員となり、科学アカデミーに所属、文学史、文学理論の研究に従事。第二次大戦後、ハンガリーの解放とともに帰国、ブダペスト大学教授となる。作品は「魂と形式」(’11年)、「歴史と階級意識」(’23年)、「若きヘーゲル」(’48年)、「理性の崩壊」(’54年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報