現代外国人名録2016 「ジェームズヘックマン」の解説
ジェームズ ヘックマン
James Joseph Heckman
- 職業・肩書
- 経済学者 シカゴ大学経済学部特別教授
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1944年4月19日
- 出生地
- イリノイ州シカゴ
- 専門
- ミクロ計量経済学
- 学歴
- コロラド大学数学専攻〔1965年〕卒,プリンストン大学大学院(経済学)博士課程修了
- 学位
- 経済学博士(プリンストン大学)〔1971年〕
- 資格
- 米国芸術科学アカデミーフェロー〔1985年〕, 米国科学アカデミー会員〔1992年〕
- 受賞
- ノーベル経済学賞〔2000年〕,ジョン・ベーツ・クラーク賞〔1983年〕,ジェイコブ・ミンサー賞〔2005年〕,デニス・アイグナー賞〔2005年・2007年〕,ユリシーズ・メダル〔2006年〕,セオドア・W.シュルツ賞〔2007年〕,イタリア共和国大統領金賞〔2008年〕,フリッシュ・メダル〔2014年〕,スピリット・オブ・エリクソン賞〔2014年〕
- 経歴
- 1970〜74年コロンビア大学助教授・準教授を経て、’73年シカゴ大学準教授、’77年より同大教授。’90年よりエール大学統計学教授兼任。ミクロ計量経済学の専門家で、’70年代から’80年代初頭にかけて、個人や家計、企業などの経済主体が示すミクロデータを用いて計量分析する手法を開発。マクロ的な手法では正しく把握できなかった経済の細かい動きや流れを実証的に読み解く理論と方法をまとめあげる。のち同理論は社会学や政治学、犯罪行動学の分野にも広く応用される。’83年ジョン・ベーツ・クラーク賞を受賞。2000年ダニエル・マクファデンと共にノーベル経済学賞を受賞。主著に「労働市場データの長期的分析」(1985年)、「社会プログラムの評価」(2000年)、「幼児教育の経済学」(2013年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報