普及版 字通 の解説
常用漢字 15画
(異体字)
14画
[字訓] こなもち・だんご・えさ
[説文解字]
[字形] 形声
〔説文〕三下に正字をに従う形に作り、「餠(こなもち)なり」とし、をその或る体とする。ともに耳(じ)声。〔周礼、天官、人〕「(きうじ)」の注に「合をと曰ふ。之れを餠にするを(し)と曰ふ」とあって、粉食のものをまるめて蒸したものをいう。
[訓義]
1. こなもち、だんご。
2. こながき。
3. たべる、このむ。
4. たべもの、えさ、えじき、えをあたえる、えでつる。
[古辞書の訓]
〔新字鏡〕 万加利(まがりもち) 〔和名抄〕 惠(ゑ) 〔名義抄〕 ヤシナフ・クラフ・ヨシ 〔字鏡集〕 ヨシ・ナム・ヱ・クラフ・モチヒ・ヤシナフ・クフ
[熟語]
口▶・啗▶・釣▶・敵▶・兵▶・烹▶
[下接語]
甘・銜・棄・餽・・供・好・香・鉤・餃・笥・受・授・食・垂・貪・釣・珍・投・美・服・餠・蜜・薬・誘・禄・惑
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報