ジメチルアミノベンズアルデヒド(その他表記)dimethylaminobenzaldehyde

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ジメチルアミノベンズアルデヒド
dimethylaminobenzaldehyde

化学式 (CH3)2NC6H4CHO 。通常は淡黄色の粒状晶。融点 74℃。光によって桃色に変る。水にわずかに溶け,アルコールにはよく溶ける。塩酸に溶け,濃塩酸溶液はウロビリノーゲン検出試薬として用いられる。アルコール溶液はアルカリ性活性メチレンをもつ化合物と反応して呈色し,インドールやピロール誘導体の検出に用いられる (いずれもエールリヒ反応と呼ばれることがある) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む