20世紀西洋人名事典 「ジャックゲルバー」の解説
ジャック ゲルバー
jack Gelber
1932 -
米国の劇作家。
シカゴ生まれ。
コロンビア大学、ニューヨーク市立大学で教職に就く傍ら、劇作活動を続け、1959年に処女作「コネクション」が上演され、オフ・ブロードウェーに新風をもたらした。主題に麻薬、ジャズなどを導入し、観客にも意識的参加を要求するなど衝撃的な作品であった。ほかに「アップル」(’61年)、「眠り」(’72年)などがあり、また、ノーマン・メーラーの小説を劇化した「バーバリの岸辺」(’73年)などの作品もある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報