現代外国人名録2016 の解説
ジャネット ウィンターソン
Jeanette Winterson
- 職業・肩書
- 作家
- 国籍
- 英国
- 生年月日
- 1959年8月27日
- 出生地
- グレーター・マンチェスター州マンチェスター
- 勲章褒章
- OBE勲章〔2006年〕
- 受賞
- ウィットブレッド賞(処女小説部門)〔1985年〕「オレンジだけが果物じゃない」,ジョン・ルウェリン・リース賞〔1987年〕「ヴェネツィア幻視行」,E.M.フォスター賞〔1989年〕「さくらんぼの性は」
- 経歴
- 英国マンチェスターに孤児として生まれる。過激な思想を持つキリスト教の一派“ペンテコスタル”を信仰する養父母に説教師となるべく育てられたが、女性との恋愛関係によって信仰を捨て家出。アイスクリーム売り、葬儀屋の店員などの職を転々とし、独学でオックスフォード大学に学んだ。1985年自伝的小説「オレンジだけが果物じゃない」でデビュー。同作品はBBCでテレビドラマ化され、一躍脚光を浴びた。作品の特徴として聖書やギリシャ神話、おとぎ話をモチーフとした寓話が物語のキーとして織り込まれる。他の著書に「ヴェネツィア幻視行」(’87年)、「さくらんぼの性は」(’89年)、「恋をする躰」(’92年)、「パワー・ブック」(2000年)、「灯台守の話」(2004年)、「永遠を背負う男」(2005年)、「タングルレック」(2006年)や、絵本「カプリの王さま」(2003年)、「ライオンと一角獣とわたし―クリスマスの物語」(2009年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報