20世紀西洋人名事典 「ジャンピアジェ」の解説
ジャン ピアジェ
Jean Piager
1896.8.9 - 1980.9.16
スイスの心理学者,教育学者。
元・ジュネーブ大学教授,元・科学教育局局長,元・ローザンヌ大学教授。
ヌーシャテル生まれ。
児童の思考発達過程に関する先駆的研究者として有名で、現代発達心理学の最も重要な人物の一人。1921年J.J.ルソー研究所研究主任、’25年ヌーシャテル大哲学教授、’29年ジュネーブ大児童心理学教授、’37年ローザンヌ大心理学教授等を歴任。’71年引退するまで児童の発達過程の解明に新分野を開き教育界に偉大な貢献をした。主な著書「児童の道徳的判断」(’32年)、「知能の心理学」(’47年)、「発生的認識論序説」全3巻(’50年)。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報