20世紀西洋人名事典 「ジャンロスタン」の解説
ジャン ロスタン
Jean Rostand
1894 - 1977
フランスの生物学者,エッセイスト。
私設の研究施設で生物学の実験的研究を行い、単為生殖、人工排卵、再生における低温の効果、精子の冷凍保存を研究する。また、すぐれたモラリストでもあり、数多くの哲学的なエッセーを書く。著書に「イグナチウス・ロヨラまたは作家」(1923年)、「二つの苦悩、死と愛」(’24年)、「新しい生物学」(’37年)など数多くある。父は詩人で劇作家のエドモン・ロスタン、兄は劇作家モーリス・ロスタン。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報