20世紀西洋人名事典 「ジョン・A.フレミング」の解説
ジョン・A. フレミング
John Ambrose Fleming
1849.11.29 - 1945.4.18.(4.19.説あり)
英国の電気工学者。
元・ロンドン大学教授。
ランカスター生まれ。
大卒後1877年奨学金を得てケンブリッジで学び、1880年博士号をロンドン大学で取得。1885〜1926年同大学最初の電気工学教授となり電流・磁場・導体の運動の3方向に関するフレミングの法則を考案。又、1881年からエジソン電灯会社の技術顧問を務め、電灯と電話を開拓。1900年マルコーニ無線電信会社の技術顧問を務め、’04年二極真空管の発明、’06年無線電信の実用化に貢献するなど、今日の電子工学への第一歩を開拓した。’30年テレビジョン学会の会長就任。著書に「Fifty years of electricity」(’21年)。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報