20世紀西洋人名事典 「ジョージメレディス」の解説
ジョージ メレディス
George Meredith
1828 - 1909
英国の小説家,詩人。
ポーツマス生まれ。
1842年ノイヴィートの学校で学び、1845年ロンドンで弁護士見習書記となるが、やがて文学の世界に転向する。1849年小説家ピーコックの娘と結婚するが、離婚する。1859年「リチャード・フィベレルの試練」で認められ、「エゴイスト」(1879年)や「十字路のダイアナ」(1885年)で作家の地位を確立する。題材は多様で巧緻な文体により展開される社会喜劇で、聡明で積極的な女性の活躍が特徴である。又、出版社の顧問として無名の新人発掘に貢献する。晩年は文壇の大御所として尊敬され、1905年メリット勲章を受ける。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報