じわり(読み)ジワリ

デジタル大辞泉 「じわり」の意味・読み・例文・類語

じわり

[副]物事が少しずつ確実に進行するさま。じんわり。「恐怖じわり(と)広がる」
[類語]じわじわじんわりじりじりずるずる小刻み小出しなし崩し

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「じわり」の意味・読み・例文・類語

じわり

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
  2. 少しずつ、ゆっくりとしみ通るようなさま、また、じわじわと圧迫するさまを表わす語。
  3. 細くしなやかなさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「美人の引はたをたをと人にしないしたがうやうな草字ほそぼそとじわりとしたなりか」(出典:玉塵抄(1563)三四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android