デジタル大辞泉
「スカル」の意味・読み・例文・類語
スカル(scull)
左右両側のオールをこぐ、レース用の細長い小艇。また、そのようなこぎ方で行うボート競技。一人乗り(シングル)、二人乗り(ダブル)、四人乗り(クオドブル)がある。軽漕艇。スカール。《季 夏》
[補説]クオドブルは、こぎ手に加え舵手を乗せるものもある。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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スカル
- 〘 名詞 〙 ( [英語] scull ) 左右一対の櫂(かい)を両手で持ってこぐボート競技。また、そのボート。ボートは軽く細長い。一人こぎ(シングルスカル)、二人こぎ(ダブルスカル)、四人こぎ(クオドルプル)の種別がある。
- [初出の実例]「お互ひに、片手をあげては、スカアルの小さくなるまで、合図を交して」(出典:オリンポスの果実(1940)〈田中英光〉一四)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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スカル
スポーツ用の細長いボート,またこのボートを使用するボートレースをいう。カヌーと異なりオールがローラックで固定され,各人左右2本のオールでこぐ。競技にはシングルスカル(1人乗り)とダブルスカル(2人乗り)とフォアスカル(4人乗り。クオドルブルスカルとも)の3種目があり,距離は1000mと2000m。
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出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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スカル
scull
漕ぎ手が両手に1本ずつ,スカルというやや短めのオールを持って漕ぎ進むボート,またそれを用いたレース。シングル (1人乗り) ,ダブル (2人乗り) ,クオドルプル (4人乗り) に各男女種目がある。クオドルプルにはコックス (舵手) が同乗する舵手つき種目もある。日本の女子ボートでは舵手つきクオドルプルが花形種目になっている。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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世界大百科事典(旧版)内のスカルの言及
【ボート】より
…日本語としては西洋型の小舟を意味する。そして公園の貸しボートや競技用のエイト,フォア,スカルなどオールでこぐスポーツないし娯楽用のものを指すことが多い。エイトとフォアはそれぞれ8人と4人が1本ずつオールをこぐが,スカルは1人で両玄2本のオールをこぐ。…
※「スカル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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