スタルニーナ(その他表記)Starnina, Gherardo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スタルニーナ」の意味・わかりやすい解説

スタルニーナ
Starnina, Gherardo

[生]1354頃.フィレンツェ
[没]1409以後.フィレンツェ
フィレンツェ派の画家。 1413年以前に没した。アニョーロ・ガッディのもとで修業したと推測される。 1398年にはスペインのトレド,1401年にはバレンシアにいた。 04年フィレンツェのサンタ・マリア・デル・カルミネ聖堂ヒエロニムス礼拝堂に壁画を完成。これは断片となっているが,残存する唯一の確証ある彼の作品。このほか,バサーリの記述や上記の壁画との比較からフィレンツェのサンタ・クローチェ聖堂カステラーニ礼拝堂の壁画『聖アントニウスと聖ニコラスの伝説』や『テバイード』 (ウフィツィ美術館) も彼の作品とされている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む