ストーンタウン(その他表記)Stone Town

デジタル大辞泉 「ストーンタウン」の意味・読み・例文・類語

ストーン‐タウン(Stone Town)

タンザニア東部、ザンジバル島の都市ザンジバルシティーの旧市街。19世紀に同地を支配したスルターン宮殿驚愕の家)のほか城砦城壁大聖堂などがあり、ヨーロッパアラブ影響を受けた街並みが残っている。2000年「ザンジバル島のストーンタウン」の名で世界遺産文化遺産)に登録された。

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百科事典マイペディア 「ストーンタウン」の意味・わかりやすい解説

ストーン・タウン

タンザニア東部のザンジバル島の西端にある旧市街で,インド洋交易の拠点。スワヒリ族の交易都市として発展した町で,サンゴ礁石灰岩を積み上げてモルタルで固めた白い家が密集して,小道迷路のように張りめぐらされている。18世紀,オマーンスルタン奴隷象牙集散地として繁栄させたため,当時の宮殿や浴場跡など石造建築物が残っている。2000年世界文化遺産に登録。

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