スレイマニエモスク(その他表記)Süleymaniye Mosque

デジタル大辞泉 「スレイマニエモスク」の意味・読み・例文・類語

スレイマニエ‐モスク(Süleymaniye Mosque)

トルコ北西部の都市イスタンブールの旧市街にあるイスラム寺院。16世紀半ば、オスマン帝国スルターンスレイマン1世の命で、宮廷建築家ミマール=スィナンの設計により建造。直径26.5メートル、高さ53メートルの大ドームと、高さ64メートルの4本の尖塔をもつ。内部にはイズニク陶器のタイルが貼られ、サルボシュ=イブラヒムが手がけた装飾豊かなステンドグラスがある。また、モスクの北側にスレイマン1世とその妻の霊廟が隣接し、スィナンの墓所もある。1985年に「イスタンブール歴史地区」として世界遺産(文化遺産)に登録された主要な歴史的建造物の一つ。スレイマニエジャーミースレイマンモスク

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

山川 世界史小辞典 改訂新版 「スレイマニエモスク」の解説

スレイマニエ・モスク
Süleymaniye Camii

1557年にイスタンブルに建立されたオスマン建築を代表するモスクスレイマン1世に仕えた大建築家シナンの傑作で,中央に大ドームを配した典型的なオスマン様式。モスクには学校病院,救貧院が付随し,公共施設複合体を形成している。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む