スーパーローテーション(その他表記)superrotation

デジタル大辞泉 「スーパーローテーション」の意味・読み・例文・類語

スーパーローテーション(superrotation)

惑星衛星大気大循環における、自転速度をはるかに上回る強風。1974年、NASA(米航空宇宙局)の金星探査機マリナー10号の観測により、金星上空の広範囲で吹く、自転速度の約60倍という毎秒100メートルの強風が確認された。同様の強風は土星の衛星タイタンでも見つかっている。平成22年(2010)に打ち上げられた日本の金星探査機あかつきは、金星大気内部の詳細な観測を通じて、この強風が生じるメカニズム解明を目指している。超回転

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最新 地学事典 「スーパーローテーション」の解説

スーパーローテーション

super rotation

惑星の大気が惑星の自転の方向に自転を追い越すように循環する状態。金星の雲頂高度の大気は約4地球日で金星を1周しており,243地球日の自転の60倍の速さである。土星の衛星タイタンにも自転の10倍に達する大気循環が存在する。木星と土星には,磁場観測から推定した大気深部の自転を追い越すような風が赤道域の雲頂高度に存在し,これもスーパーローテーションと呼ばれる。メカニズムとして大気波動やハドレー循環による角運動量輸送が提唱されている。

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