20世紀西洋人名事典 「セス・B.ニコルソン」の解説
セス・B. ニコルソン
Seth Barnes Nicholson
1891.11.12 - 1963.7.2
米国の天文学者。
イリノイ州スプリングフィールド生まれ。
大学卒業後カリフォルニア大学大学院在学中の1914年木星の9番目の衛星を発見、軌道計算を行い学位を取得。翌年から’57年までウィルソン山天文台で観測に従事、’38年第10、第11衛星、’51年第12衛星を発見。他に遊星の表面温度の研究、’30年冥王星の軌道、質量の決定等の業績があり’63年太平洋天文学会より金賞受賞。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報