20世紀西洋人名事典 「セミョーンキルサノーフ」の解説
セミョーン キルサノーフ
Semyon Isaakovich Kirsanov
1906.9.18 - 1972
ソ連の詩人。
オデッサ生まれ。
早い時期から詩を書き始めるが、18歳の時にマヤコフスキーの作品に出会い影響を受け、彼の主宰する「芸術左翼戦線」に参加し、明るく幻想的でメルヘンチックな香りの漂う、言葉の遊びも盛り込んだユニークな作品を生み出す。代表的作品に「照準」(1926年)、「経験」(’27年)、「同志マルクス」(’33年)等がある。「マカール・マザイ」(’50年)では、スターリン賞を受賞している。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報