デジタル大辞泉 「バルハシ」の意味・読み・例文・類語 バルハシ(Balqash/Балқаш) カザフスタン南東部、カラガンダ州の都市。バルハシ湖北岸に面し、港を有す。旧ソ連時代に銅の精錬所が建設され、バルハシ精銅コンビナートの中心地として発展。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「バルハシ」の意味・わかりやすい解説 バルハシBalkhash 中央アジア,カザフスタン共和国南東部,ジェズカズガン州の都市。バルハシ湖北岸にあり,モインティから鉄道支線が通じる。人口8万7600(1991)。1937年,コウンラドなどの銅鉱石を利用する精銅コンビナートが建設されて以後急速に発展,同年バルハシと命名された。ほかに魚類加工工場などもある。カラガンダ工業大学定時制,カザフスタン科学アカデミー植物園などがある。執筆者:木村 英亮 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
百科事典マイペディア 「バルハシ」の意味・わかりやすい解説 バルハシ[湖]【バルハシ】 中央アジアのカザフスタン共和国南東部の湖。標高343m。面積1万8200km2,最大水深26m(いずれも季節により大きな変動あり)。イリ,カラタル,アクスー,レプサ,アヤグスなどの川が流入,その流域はセミレチェSemirech'e(七つの川の意)と呼ばれ,農耕の一中心。湖の東部は小河川しか流入しないため蒸発量を補えず塩水,西部はイリ川により大量の水が流入するため淡水。11〜4月間氷結。北岸にバルハシ市がある。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「バルハシ」の意味・わかりやすい解説 バルハシばるはしБалхаш/Balhash 中央アジア、カザフスタン共和国カラガンダ州の都市。Balkhash,Balqasとも表記する。バルハシ湖の北岸に臨む港町。人口6万5400(1999)。1928年に銅精錬所ができて以来、有色冶金(やきん)の大中心地となった。とくにバルハシ精銅コンビナートの発達が著しい。バルハシ湖の水は工業用にも利用されている。カザフスタン共和国科学アカデミー植物園がある。[山下脩二] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バルハシ」の意味・わかりやすい解説 バルハシBalkhash カザフスタン中部,ジェズカズガン州の都市。バルハシ湖中部北岸に位置する。 1937年北のコウンラツキー銅山のための銅精錬所が建設され,それに伴って町がつくられた。ほかに水産物缶詰,建設資材などの工場が立地する。カザフスタン科学アカデミーの植物園がある。カラガンダと鉄道,ハイウェーで連絡。人口8万 7600 (1991推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by