日本大百科全書(ニッポニカ) 「バルハシ」の意味・わかりやすい解説 バルハシばるはしБалхаш/Balhash 中央アジア、カザフスタン共和国カラガンダ州の都市。Balkhash,Balqasとも表記する。バルハシ湖の北岸に臨む港町。人口6万5400(1999)。1928年に銅精錬所ができて以来、有色冶金(やきん)の大中心地となった。とくにバルハシ精銅コンビナートの発達が著しい。バルハシ湖の水は工業用にも利用されている。カザフスタン共和国科学アカデミー植物園がある。[山下脩二] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バルハシ」の意味・わかりやすい解説 バルハシBalkhash カザフスタン中部,ジェズカズガン州の都市。バルハシ湖中部北岸に位置する。 1937年北のコウンラツキー銅山のための銅精錬所が建設され,それに伴って町がつくられた。ほかに水産物缶詰,建設資材などの工場が立地する。カザフスタン科学アカデミーの植物園がある。カラガンダと鉄道,ハイウェーで連絡。人口8万 7600 (1991推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報