20世紀西洋人名事典 「セルゲイボロジン」の解説
セルゲイ ボロジン
Sergei Pettovich Borodin
1902 - 1974
ソ連の作家。
ウズベク共和国出身。
別名アミル・サルギジャン(Amir Sargidzhan〉。
中央アジアのソビエト諸民族の生活、風俗、フォークロアを題材にウズベク共和国で活動した作家で、中央アジアの民衆生活を描いた「最近のプラハ」(1931年)、ティムールの生涯を書いた三部作「サマルカンドの星」(’53〜73年)の他、タタールの大軍を迎えうち大勝するロシア軍を描いた長編「ドミトリー・ドンスコイ」(’42年)でソ連国家賞受賞。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報