デジタル大辞泉 「セントジョージ要塞」の意味・読み・例文・類語 セントジョージ‐ようさい〔‐エウサイ〕【セントジョージ要塞】 《Fort St. George》インド南部、タミルナドゥ州の都市チェンナイにある旧要塞。17世紀に英国東インド会社の商館が置かれ、港の防備のためにコーウム川河口に建造。インド初のイギリス国教会であるセントメアリー教会も併設。現在、要塞は博物館になっており、当時の武器や絵画などを展示している。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「セントジョージ要塞」の意味・わかりやすい解説 セントジョージ要塞セントジョージようさいFort Saint George イギリス東インド会社がインド南東海岸に設置した要塞。のちのマドラス発祥の地 (→チェンナイ ) 。 1639年チャンドラギリ王から租借し,商館を設置したことに始まる。土侯軍の襲撃から守るため要塞を構築し,1653年完成した。以後,イギリス東インド会社の商業活動の拠点としてプリカットのオランダ商館と対抗した。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by