20世紀西洋人名事典 「ソンクラムピブン」の解説
ソンクラム ピブン
Songkhram Phibun
1897.7.14 - 1964.6.11
タイの軍人,政治家。
元・タイ首相。
ノンタブリ村生まれ。
本名プレーク・キッタサンカ。
士官学校卒業後、1924年から約3年フランスに留学し、プリティらと絶対王制打倒を目的とした政治グループを結成し、’32年の立憲革命への布石をおく。’立憲革命以来一時期を除き実質的にタイ政界をリードした。’34年国防相を経て’38年に首相となるが、’44年失脚、’48年再び首相となるが、’57年部下のサリットのクーデターにより日本に亡命し神奈川県で客死した。国名をシャムからタイに変更、国歌の制定、国産品愛用運動等で知られる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報