タンポン

デジタル大辞泉 「タンポン」の意味・読み・例文・類語

タンポン(〈ドイツ〉Tampon)

脱脂綿ガーゼを丸めて、薬剤をつけて局所に当てたり詰めたりして止血分泌物吸収に用いるもの。綿球止血栓

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「タンポン」の意味・読み・例文・類語

タンポン

  1. 〘 名詞 〙 ( [フランス語] tampon )
  2. 鼻腔、膣、傷口に入れて止血、分泌物の吸収などの目的で使用される、ガーゼや綿を棒状または球状にかためたもの。綿球。止血栓。
  3. 木管楽器の管側孔の空気もれを防ぐため、金属のふたにつけるフェルト

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「タンポン」の意味・わかりやすい解説

タンポン

創腔,鼻腔,腟(ちつ),膿瘍(のうよう)腔などにつめこんで,圧迫止血や分泌物吸収をはかるもの。ガーゼ,脱脂綿,スポンジなどが使用される。
→関連項目吐血

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のタンポンの言及

【生理用品】より

…月経時に経血が漏れないよう用いるナプキンnapkinやタンポンtampon,またナプキンを支える下ばき(生理帯)の類をいう。ナプキンは局部にあてて用いるもので,おもにパルプとレーヨンからつくられ,不織布の表面材,経血を吸収する吸収材,水分をはじいて外に漏れないようにする防漏(ぼうろう)材から成る。…

※「タンポン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android