現代外国人名録2016 「ダニエルケールマン」の解説
ダニエル ケールマン
Daniel Kehlmann
- 職業・肩書
- 作家
- 国籍
- ドイツ
- 生年月日
- 1975年
- 出生地
- ミュンヘン
- 学歴
- ウィーン大学(哲学・文芸学)
- 受賞
- クライスト賞,ヴェルト文学賞,トーマス・マン賞,アデナウアー財団文学賞
- 経歴
- 1981年からウィーンに住み、ウィーン大学で哲学と文芸学を学んだのち、カント哲学をテーマとする博士論文を準備する傍ら小説の執筆を行う。’97年「Beerholms Vorstellung」で作家デビュー。2003年に発表した「僕とカミンスキー 盲目の老画家との奇妙な旅」は18万部のベストセラーとなり、24ケ国語に翻訳されて国際的な名声を得た(邦訳は2009年)。続いて、2005年に発表した「世界の測量 ガウスとフンボルトの物語」(邦訳は2008年)はドイツで100万部を超すベストセラーになり、45ケ国に翻訳されて国際的ヒット作品となった。文芸学者・批評家としても活動し、マインツ大学、ゲッティンゲン大学などで講師を務めるほか、有名新聞雑誌に批評やエッセイを寄稿。他の作品に「Mahlers Zeit」(1999年)、「Der fernste Ost」(2001年)など。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報