チッキ

デジタル大辞泉 「チッキ」の意味・読み・例文・類語

チッキ

checkから》鉄道などが旅客から手荷物を預かって輸送するときの引換券。手荷物預り証。転じて、手荷物として輸送すること。また、その手荷物。
[補説]「チェック」が「チェッキ」さらに「チッキ」と変化した。なお、JRの手荷物制度は、宅配便普及に押されて昭和61年(1986)に廃止された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「チッキ」の意味・読み・例文・類語

チッキ

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] check から )[ 異表記 ] チェック・チェッキ
  2. 鉄道や汽船などの交通機関が、旅客から手荷物を預かって輸送するときの引換券。手荷物預証。
    1. [初出の実例]「手荷物のチッキも貰った」(出典:蒲団(1907)〈田山花袋〉一〇)
  3. ( から転じて ) 手荷物として輸送すること。また、その手荷物。
    1. [初出の実例]「荷札(チェッキ)扱ひにして来た、重そうな旅行鞄を」(出典鳥影(1908)〈石川啄木〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android