改訂新版 世界大百科事典 「チャンダンナガル」の意味・わかりやすい解説 チャンダンナガルChandannagar インド北東部,西ベンガル州コルカタ(旧カルカッタ)北方約34kmにあるジュート工業中心地。チャンデルナゴルとも呼ばれる。旧フランス領シャンデルナゴルChandernagore。人口16万(2001)。1673年フランス東インド会社領となり,18世紀中期にJ.F.デュプレックスの下でポンディシェリーとともにインド貿易の拠点として繁栄。1794年イギリスに占領されたが,1815年にフランスに返還され,1950年に住民投票の結果インド領に編入されるまでフランス領であった。ヒンドゥー教寺院遺跡が残る。執筆者:応地 利明 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チャンダンナガル」の意味・わかりやすい解説 チャンダンナガルChandannagar インド北東部,ウェストベンガル州東部の都市。別称チャンデルナゴル Chandernagore。コルカタ (カルカッタ) 北方約 35km,フーグリ川西岸に位置。 1673年フランス人により建設され,1692年フランス東インド会社が商館を設置し,カルカッタのイギリス勢力と競合した。 1757年ロバート・クライブ率いるイギリス東インド会社軍に占領されたが,1816年フランスに返還され,フランスの東インドにおける交易の中心地となった。インド独立により 1949年にインドに返還された。ジュート工業が盛ん。ブルドワーン大学のカレッジ数校がある。人口 16万 2166 (2001) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
百科事典マイペディア 「チャンダンナガル」の意味・わかりやすい解説 チャンダンナガル インド東部,西ベンガル州カルカッタ(コルカタ)北方約34km,フーグリ川河岸の都市。旧名シャンデルナゴルChandernagore。チャンデルナゴルとも。1673年フランス植民地となり,フランス東インド会社の根拠地であった。一時英国が占領したが,1815年フランス領。1950年インドに返還された。16万2166人(2001)。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報