日本大百科全書(ニッポニカ) 「チルチク」の意味・わかりやすい解説 チルチクちるちくЧирчик/Chirchik ウズベキスタン共和国タシケント州の都市。シルダリヤ支流チルチク川の中流部に位置する。人口14万5600(1999)、都市圏15万5822(2019推計)。1932年に化学肥料工場が建設されてできた新しい都市で、さらに第二次世界大戦中には農業機械、建設資材、化学肥料などの工場が中央から疎開してきた。現在の企業の多くはこれらの疎開工場を受け継いだものである。食品、織物などの軽工業も発達する。チルチク水力発電所がある。[山下脩二] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チルチク」の意味・わかりやすい解説 チルチクChirchik ウズベキスタン東部,タシケント州の都市。首都タシケントの北東約 30km,シルダリア支流チルチク川にのぞむ新興工業都市。チルチク川の水力の開発に伴ってつくられた都市で,1930年代初めに電気化学コンビナートが建設されてから発展した。窒素肥料,農業機械,化学工業用プラント設備,変圧器,皮革,食品加工などの工業がある。タシケントと鉄道で結ばれる。人口 15万 8400 (1991推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by