デジタル大辞泉 「ティドレ島」の意味・読み・例文・類語 ティドレ‐とう〔‐タウ〕【ティドレ島】 《Pulau Tidore》インドネシア東部、モルッカ諸島の島。ハルマヘラ島の西岸沖合約10キロメートルに浮かぶ。スルターンが統治する独立国を維持し、香料の交易で栄えた。ティドール島。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ティドレ島」の意味・わかりやすい解説 ティドレ島ティドレとうPulau Tidore インドネシア,マルク (モルッカ) 諸島北部,ハルマヘラ島西岸沖合いにある小島。主都ソアシウ。火山が多く,最高点は 1730m。かつては強力なイスラム王国が建設された。その後ポルトガル (1521) ,スペイン (1606) ,オランダ (65) などに次々と占領されたが,スルタン制度は残されてきた。土地は肥沃で,コーヒー,タバコ,果樹を栽培し,チョウジは特産。漁業も行われる。面積 120km2。人口約3万。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報