病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版 の解説
テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合製剤
EEエスワン(エルメッド、エーザイ)
エスエーワン(沢井製薬)
エスエーワンOD(沢井製薬)
エスワンエヌピー(ニプロ)
エスワンケーケー(小林化工)
エスワンタイホウOD(大鵬薬品工業、岡山大鵬薬品)
エスワンメイジ(Meiji Seika ファルマ)
エヌケーエスワン(日本化薬)
エヌケーエスワンOD(日本化薬)
ティーエスワン(大鵬薬品工業)
ティーエスワンOD(大鵬薬品工業)
テノックス(あすか製薬、武田薬品工業)
テメラール(共和薬品工業)
体内で徐々に活性化するテガフールに、フルオロウラシル系製剤5‐FUの血中濃度を高めるギメラシル、5‐FUの影響による消化器の副作用を抑えるオテラシルカリウムを加えた抗ガン剤で、胃ガン、
①
②重い血液障害、播種性血管内凝固症候群、激しい下痢による脱水症状、重い腸炎、
①顆粒、錠剤、カプセルで、朝夕食後に1日2回、28日間使用し、その後14日間休薬するという服用法を繰り返します。用法・用量については医師・薬剤師の指示をきちんと守り、かってに中止したり、増量・減量しないでください。
②過去にこの薬で過敏症状をおこしたことのある人、極端に骨髄機能が低下している人、肝臓や腎臓に重い障害のある人、フッ化ピリミジン系抗ガン剤やフルシトシンを使用中の人、妊婦、現在妊娠している可能性のある人は使えません。
③肝・腎障害、感染症の合併症、耐糖能異常、間質性肺炎またはその既往歴のある人、心疾患またはその既往歴のある人、消化管に潰瘍や出血のある人などの使用には、十分な注意が必要です。
④副作用の出現を早期に発見するため、血液検査、肝機能検査、腎機能検査などを頻繁に行う必要があります。医師から指示された検査は、必ず受けてください。
①ほかの抗ガン剤、放射線療法などの併用によって骨髄機能抑制といった副作用が現れることがあります。
②フルオロウラシル製剤、テガフール・ウラシル配合製剤、ドキシフルリジン製剤、カペシタビン製剤、ホリナート・テガフール・ウラシル療法、レボホリナート・フルオロウラシル療法、フルシトシン製剤とは併用できません。
③この薬を使用するときは、必ず現在使用中の薬をすべて医師に報告してください。
出典 病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版について 情報