てく(読み)テク

デジタル大辞泉の解説

てく[名]

てくてく歩くこと。徒歩。「てくで来た」

て◦く[連語]

[連語]連語「ていく」の音変化。上に付くによって「でく」とも》…していく。…しつついく。だんだん…する。「本を持っ―◦く」「貯金が減っ―◦く」「鳥が飛んでく」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

てく

〔「てくてく」から出た語〕
乗り物に乗らずに徒歩で行くこと。 「毎日-で行く」

てく

( 連語 )
〔「ていく」の転。近世江戸語以降の語。話し言葉でのくだけた言い方。上にくる語によっては「でく」となる〕
動詞の連用形に付いて、「…して行く」「…しつつ行く」などの意を表す。 「これはぼくが持っ-」 「みんなどんどん走っ-」 「ここでちょっと休んでく」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

てく

〘名〙 徒歩で行くこと。てくてく歩き。
※惰けもの(1899)〈徳田秋声〉一「さっさと歩行(テク)で出かけやうとする処を」

てく

〘副〙 (多く「と」を伴って用いる) 物が急に倒れ込むさまを表わす語。〔名語記(1275)〕

て・く

〘連語〙 (「て行く」の変化したもの。上に来る語によって「でく」になることがある) 他の動詞の連用形に付いて、「…しつつ行く」「…して行く」「だんだん…する」などの意を表わす。
※滑稽本・浮世風呂(1809‐13)四「本直(もとね)になりゃア出入場へ持行(もっテキ)てへが」
※童謡・あめふり(1925)〈北原白秋〉「かあさんの、おほきなじゃのめに、はいってく」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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