デンゼルワシントン(英語表記)Denzel Washington

現代外国人名録2016 「デンゼルワシントン」の解説

デンゼル ワシントン
Denzel Washington

職業・肩書
俳優,映画監督

国籍
米国

生年月日
1954年12月28日

出生地
ニューヨーク州マウント・バーノン

本名
Washington,Denzel Hayes Jr.

学歴
フォーダム大学(ジャーナリズム)

受賞
アカデミー賞助演男優賞(第62回,1989年度)〔1990年〕「グローリー」,アカデミー賞主演男優賞(第74回,2001年度)〔2002年〕「トレーニングデイ」,ゴールデン・グローブ賞助演男優賞(第47回,1989年度)〔1990年〕「グローリー」,ニューヨーク映画批評家協会賞主演男優賞〔1992年〕「マルコムX」,ベルリン国際映画祭男優賞(第43回・50回)〔1993年・2000年〕「マルコムX」「ザ・ハリケーン」,ゴールデン・グローブ賞主演男優賞(第57回,1999年度)〔2000年〕「ザ・ハリケーン」,NAACP賞主演男優賞〔2003年〕「ジョンQ」,NAACP賞監督賞・助演男優賞〔2003年〕「きみの帰る場所」,トニー賞主演男優賞(第64回)〔2010年〕「フェンス

経歴
大学在学中から演劇に取り組み、「オセロ」、テレビ映画「ウィルマ」などに出演。2年間アメリカン・コンサーバトリー・シアターに所属後、ニューヨーク、フロリダなどで舞台に立つ。1981年「ハローダディ!」で映画デビュー。’82年から始まったNBCの病院ドラマ〈St.Elsewhere〉シリーズでは6年間チャンドラー医師を務める。’87年映画「遠い夜明け」で拷問ののち死亡した南アフリカの黒人活動家スティーブン・ビコを好演。この作品でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、「グローリー」(’89年)で同賞を受賞。「マルコムX」(’92年)、「ザ・ハリケーン」(’99年)でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、2002年悪役を演じた「トレーニング・デイ」(2001年)でアフリカ系俳優としては38年ぶりに同賞に輝く。他の出演作に「ソルジャー・ストーリー」(1984年)、「キングの報酬」(’85年)、「フィラデルフィア」(’93年)、「クリムゾン・タイド」(’95年)、「戦火の勇気」(’96年)、「マーシャル・ロー」(’98年)、「ボーン・コレクター」(’99年)、「タイタンズを忘れない」(2000年)、「ジョンQ」(2002年)、「マイ・ボディ・ガード」「クライシス・オブ・アメリカ」(2004年)、「インサイド・マン」(2006年)、「デジャヴ」(2006年)、「アメリカン・ギャングスター」(2007年)、「サブウェイ123 激突」(2009年)、「アンストッパブル」(2010年)、「デンジャラス・ラン」「フライト」(2012年)など。監督作品に「きみの帰る場所/アントワン・フィッシャー」(2002年)、「グレート・ディベーター 栄光の教室」(2007年)など。2010年アフリカ系の葛藤を綴った舞台「フェンス」に出演し、トニー賞主演男優賞を受賞。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

20世紀西洋人名事典 「デンゼルワシントン」の解説

デンゼル ワシントン
Denzel Washington


1955 -
俳優。
ニューヨーク州マウント・ヴァーノン生まれ。
父は聖潔派の牧師で、14歳の時両親が離婚。フォーダム大学でジャーナリズムを専攻するが、演劇に興味をもちシェイクスピア作「オセロ」などに出演。その後2年間サンフランシスコのアメリカン・コンサーヴァトリー・シアターに所属。以来ニューヨーク、フロリダの舞台に立ち「When the Chickens Come Home to Roost」のマルカムX、「A Soldier’s Play」の犯人役に扮して注目された。映画デビューは’81年喜劇「Carbon Copy」。’82年スタートのNBCのドラマ「St.Elsewhere」シリーズのチャンドラー医師役で親しまれる。’87年映画「遠い夜明け」に主演。私生活ではポーレッタ・ピアスンと結婚し1男をもうけた。他の作品に「ソルジャー・ストーリー」(’84年)、「キングの報酬」(’85年)がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「デンゼルワシントン」の解説

デンゼル ワシントン

生年月日:1954年12月28日
アメリカの俳優

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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