現代外国人名録2016 「デービッドルボー」の解説
デービッド ルボー
David Leveaux
- 職業・肩書
- 演出家 元TPT(シアター・プロジェクト・東京)芸術監督
- 国籍
- 英国
- 生年月日
- 1957年12月13日
- 出生地
- レスター
- 学歴
- マンチェスター大学〔1980年〕卒
- 受賞
- ウェストエンド演劇賞〔1983年〕「日陰者に照る月」,トニー賞(リバイバル演劇作品賞,第47回)〔1993年〕「アンナ・クリスティ」,紀伊国屋演劇賞(個人賞,第28回)〔1993年〕「テレーズ・ラカン」等,読売演劇大賞(大賞・最優秀作品賞,第1回,1993年度)〔1994年〕「テレーズ・ラカン」,トニー賞(リバイバル演劇作品賞,第54回)〔2000年〕「リアル・シング」,トニー賞(リバイバル演劇作品賞,第57回)〔2003年〕「ナイン」
- 経歴
- 1981〜85年ロンドンのリバーサイド・スタジオ主任演出家を務めた後、フリーに。この間、’84年「日陰者に照る月」でブロードウェイに進出、トニー賞4部門にノミネート。以後、ロンドン、東ベルリン、トルコ、ニューヨークで活躍、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)の舞台も手がけた。’93年ブロードウェイで演出した「アンナ・クリスティ」はトニー賞5部門の候補になる。日本では’88年に招かれて「危険な関係」を演出して以来、「双頭の鷲」「サド侯爵夫人」「エリーダ〜海の夫人」などの斬新な演出で注目を集め、東京での仕事が急増。’93年には演劇プロデューサーの門井均とともにTPT(シアター・プロジェクト・東京)を旗揚げし、芸術監督となる。同年「テレーズ・ラカン」など3本の芝居を演出し、紀伊国屋演劇賞など受賞。2000年ブロードウェイで「ザ・リアル・シング」上演、トニー賞リバイバル演劇作品賞など3部門を受賞。2003年ブロードウェイで「ナイン」上演、トニー賞2部門受賞。2004年日本で「ナイン」初演。他の演出作に「ヘッダ・ガブラー」「チェンジリング」「三人姉妹」「ルル」「令嬢ジュリー」「エレクトラ」「人形の家」「昔の日々」など。年間約3分の1を日本で過ごし、英国、米国でも活動を続ける。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報