トカイワイン産地の歴史的文化的景観(読み)トカイワインさんちのれきしてきぶんかてきけいかん

世界遺産詳解 の解説

トカイワインさんちのれきしてきぶんかてきけいかん【トカイワイン産地の歴史的文化的景観】

2002年に登録された世界遺産(文化遺産)で、ハンガリー北東部、スロバキアとウクライナ国境に近いティサ川とボドログ川流域トカイ地方に位置する。地形気候がぶどう栽培に適したこの地方では、川の流域から標高250mほどの丘陵地にかけて、伝統的なワイン生産を行う集落とぶどう園が続いている。小村のトカイに甘口の優れたワインが誕生したのは17世紀になってからで、ルイ14世が「王のワイン、ワインの王」と絶賛したワインの一つ。この地は1000年以上も続くワイン生産地の典型的な景観をなしており、その歴史的文化的景観が評価され、世界遺産に登録された。◇英名はTokaj Wine Region Historic Cultural Landscape

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む