とすれば(読み)トスレバ

デジタル大辞泉 「とすれば」の意味・読み・例文・類語

と‐すれば

[接]とすると」に同じ。「参加者は六人になる。とすれば、車二台が必要だ」
[副]ともすると。
「袖の上に―かかる涙かなあな言ひ知らず秋の夕暮れ」〈続古今秋上
[類語]さてはそれではそうするとそれならそうしたらではするととするとそんなら

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精選版 日本国語大辞典 「とすれば」の意味・読み・例文・類語

と‐すれば

  1. [ 1 ] 〘 副詞 〙 ( 副詞「と」に動詞「す」の已然形、助詞「ば」が付いてできたもの ) ともすると。ややもすると。
    1. [初出の実例]「つらからぬ身のならはしと成りにけりとすればつもる中の年月〈藤原為明〉」(出典:新千載和歌集(1359)恋四・一四五一)
  2. [ 2 ]とすれば

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