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とても トテモ

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デジタル大辞泉の解説

とて‐も

[連語]
《格助詞「とて」+係助詞「も」》「とて」を強調する。
…と言っても。
「げにこそ、心細き夕べに侍れ―、泣き給ひぬ」〈・葵〉
…という際にも。…にも。
「朝(あした)に起きさせ給ふ―、明くるも知らで」〈・桐壺〉
《係助詞「とて」+係助詞「も」》…も。…でも。
「これが他人の妻であったら彼―美しいと感ずるであろう」〈谷崎蓼喰ふ虫
「けふ―何の用あるまじ」〈浮・胸算用・五〉
《接続助詞「とて」+係助詞「も」》…としても。…ても。
「土に食ひ付き死ぬる―、こんな事はせぬものぢゃ」〈浄・曽根崎

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大辞林 第三版の解説

とても

( 連語 )
〔格助詞「とて」に係助詞「も」が付いたもの〕
…だといっても。…だって。 「いつ-月はかくこそあれとて、思ひ分かざらん人は/徒然 212
…というにつけても。 「『…げにこそ心細き夕べに侍れ』-、泣きぬ/源氏
上の事実を一応肯定しながら、上の事実に相反する事実が下に現れる場合に用いる。…といっても、やはり。…けれども。 「心のみへだてず-たび衣/十六夜」
仮定を表す。…としても。 「今の客が見つけて引きずり出して踏む-、何と言訳あるものぞ/浄瑠璃・生玉心中

出典|三省堂
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