現代外国人名録2016 「トニークラッグ」の解説
トニー クラッグ
Tony Cragg
- 職業・肩書
- 彫刻家
- 国籍
- 英国
- 生年月日
- 1949年4月9日
- 出生地
- マージーサイド州リバプール
- 本名
- Cragg,Anthony Douglas
- 学歴
- グロチェスター・カレッジ・オブ・アート(デザイン),ウィンブルドン美術学校〔1977年〕卒,王立美術学校(彫刻)〔1977年〕卒
- 受賞
- ターナー賞〔1988年〕,世界文化賞(日本,第19回)〔2007年〕,ベネチア・ビエンナーレ特別賞(第43回)〔1988年〕,北京ビエンナーレ最優秀彫刻賞〔2005年〕
- 経歴
- グロチェスター・カレッジ・オブ・アート、ウィンブルドン美術学校、王立美術学校で学ぶ。1977年ドイツのブッパータールに移住。川に流れるプラスチックのゴミを拾い集めて、床や壁に置いたり、張ったりした作品でデビュー。以来、日常の道具、自然の物などを自在に使い、素材の形態や機能に着目しながら、人間と自然の関係をテーマにした作品を制作。ドクメンタ、ベネチア・ビエンナーレなど国際展へも出品。’80年代の“ニュー・ブリティッシュ・スカルプチュア”もリードした。近年は、鉄やブロンズ、ゴムなども使い、コンピュータで解析しながら創作活動も行う。2008年ブッパータールに彫刻公園を設立。デュセルドルフ芸術アカデミー教授も務める。作品に「スペクトラム」「フォルミニフェラ」などがある。1997年日本でトニー・クラッグ展を開催。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報