ブロンズ(その他表記)bronze

翻訳|bronze

デジタル大辞泉 「ブロンズ」の意味・読み・例文・類語

ブロンズ(bronze)

青銅唐金からかね
彫刻・メダルなどで、青銅製のもの。
[類語]あかがね赤銅青銅唐金からかね真鍮黄銅

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精選版 日本国語大辞典 「ブロンズ」の意味・読み・例文・類語

ブロンズ

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] bronze )
  2. 青銅。
    1. [初出の実例]「壁氈、玻璃鏡、帳幃、褐銅(ブロンス)製の諸器家什を多く飾り輝かせり」(出典:玉石志林(1861‐64)四)
  3. 青銅製のもの。特に青銅の像。
    1. [初出の実例]「名工の手に成った銅像(ブロンズ)のやうにも思はれた」(出典:煤煙(1909)〈森田草平〉一)

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色名がわかる辞典 「ブロンズ」の解説

ブロンズ【bronze】

色名一つJISの色彩規格では「暗いみの」としている。ブロンズは青銅のこと。一般に、青銅のような黄色みがかった茶色をさす。身近に見る銅像の色。青銅はよりも早く登場した金属で、すずを2~35%含む合金。青銅色ともいうが、ブロンズ色という表現日本でも馴染み深い。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ブロンズ」の意味・わかりやすい解説

ブロンズ
ぶろんず
bronze

青銅のこと。銅合金一種で、約9割の銅に、1割前後のスズを加えた合金。金属製器具や金属像のもっとも基本的な素材の一つになっている。

[編集部]

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改訂新版 世界大百科事典 「ブロンズ」の意味・わかりやすい解説

ブロンズ
bronze

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百科事典マイペディア 「ブロンズ」の意味・わかりやすい解説

ブロンズ

青銅

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブロンズ」の意味・わかりやすい解説

ブロンズ

青銅」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内のブロンズの言及

【シチメンチョウ(七面鳥)】より

… おもな品種には次のようなものがある。(1)ブロンズ種Bronze (イラスト)野生種と同じ金属光沢のある羽色をもつ。成体重は雄17kg,雌10kgと大型で,おもに加工用に用いられ,26週齢の雄12~14kg,雌8kgぐらいのときに出荷される。…

【青銅】より

…ブロンズ,俗に唐金(からかね)ともいう。スズをおもな合金元素とする銅合金で,〈青銅器時代〉という年代の区分があることからもわかるように,人類が最も古くから使用した合金である。…

【銅合金】より

…青銅は古くから鋳物として使われてきたが,現在でもその特徴を生かして鋳物としての応用が多い。美術品に使用されてきたいわゆるブロンズは,スズ2~8%,亜鉛1~12%,鉛1~3%程度のものである。また,スズ8~12%のものが古くから大砲に使用されて砲金と呼ばれたので,今でも青銅の一部に砲金と呼ばれるものがある。…

※「ブロンズ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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