20世紀西洋人名事典 「トマスローカ」の解説
トマス ローカ
Thomas Raucat
1894 - ?
フランスの小説家。
本名M.Poidatz。
現代日本風俗を戯画的に描写した小説「御遠足」(1924年)を発表、写実主義とポエジーとユーモアの均衡を示している。当小説の邦訳は、時の日本軍部により、国辱的作品という理由から発禁となる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報