日本大百科全書(ニッポニカ) 「トーン・クラスター」の意味・わかりやすい解説 トーン・クラスターとーんくらすたーtone-cluster 現代音楽の作曲技法の一種。「音塊」「密集音群」などと訳され、ある範囲の音を全音以内の狭い音程間隔で同時に演奏することをさす。[編集部][参照項目] | 現代音楽 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「トーン・クラスター」の意味・わかりやすい解説 トーン・クラスターtone cluster 隣接し,密集した音が同時に響く音塊。 1912年,アメリカの H.カウエルがこぶしや腕,肘でピアノの鍵盤をたたく効果を用いたのが最初とされているが,1960年代に入ってペンデレツキが,その効果を管弦楽に拡大して用いて以来,現代音楽の語法として急速に広まった。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報