どない(読み)ドナイ

デジタル大辞泉 「どない」の意味・読み・例文・類語

どない

[形動]関西地方で)どんな。どのよう。語幹を副詞的にも用いる。「どないなもんですか」「どない言うたらわかるの」
[類語]どんなどういうどのようどういかがいかにいかよういかないかなるいかん

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精選版 日本国語大辞典 「どない」の意味・読み・例文・類語

どない

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「どないな」の形で連体詞的に、「どないに」または単独の形で副詞的に用いられる ) どのよう。どんな。どう。
    1. [初出の実例]「どねへに地味でも、〈略〉商売あがりはソレじきに知れやす」(出典:黄表紙・江戸生艷気樺焼(1785)上)
    2. 「上の鰻(うなぎ)といふたらまあ、どないなもんぢゃい」(出典滑稽本浮世風呂(1809‐13)二)

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