日本大百科全書(ニッポニカ) 「ドラク島」の意味・わかりやすい解説 ドラク島どらくとうPulau Dolak インドネシア、西イリアン(ニューギニア島西部)南端の本土に接する島。面積7680平方キロメートル。狭小なムウリ水道でニューギニア島本土と分離されている。かつては広大な三角州の一部であった。低湿な地形で、マングローブやサゴヤシなどの密林からなる。北部には大きな湖沼が散在しており、また北岸はディグル川の河口に面する。住民は海パプア人で、ココヤシ、パンノキ、バナナなどを栽培している。[上野福男] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例