ドーベルマン・ピンシェル(その他表記)Doberman pinscher

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ドーベルマン・ピンシェル
Doberman pinscher

イヌの1品種。軍用犬警察犬に利用されるドイツ産の大型犬。 19世紀末に L.ドーベルマンがピンシェル種を土台に,いろいろなイヌの混血でつくった際の新犬種。性質は大胆で機敏,さらに嗅覚がすぐれている。体高は雄 66~71cm,雌 61~66cm。全体にほっそりしていて,筋腱がよく発達している。普通,断耳を施した立耳で,尾も短く断尾する。短毛で,毛色黒地黄褐色の斑が両眼の上,吻,咽喉,前胸,下肢,尾の裏にあるのが一般的。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディア の解説

ドーベルマン・ピンシェル

イヌの一品種。体高約60〜65cm,体重約22〜34kg。19世紀末―20世紀初にドイツで作出された警察犬。名称は作出者のカール・ルイス・ドーベルマンに由来。短毛で滑らかな被毛をもち,毛色は黒・褐色かチョコレート色・褐色の2種類。感覚が鋭敏で命令に絶対服従の高い知能をもつ。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む