ニトロフラゾン

化学辞典 第2版 「ニトロフラゾン」の解説

ニトロフラゾン
ニトロフラゾン
nitrofurazone

5-nitro-2-furaldehyde semicarbazone.C6H6N4O4(198.14).フルフリリデンジアセタートをニトロ化し,ピリジン処理してから加水分解して5-ニトロ-2-フルアルデヒドを得る.これにセミカルバジドを作用させてつくる.黄色の結晶性の粉末で,無臭,わずかに苦味を呈する.ジメチルホルムアミドに可溶,水,エタノール酢酸エチルに難溶,エーテル,クロロホルムに不溶.局所殺菌消毒薬.各種のグラム陰性および陽性菌に有効である.数日以上続けて使用すると皮膚の過敏症を起こすことがある.皮膚表面の感染症に軟膏または0.2~0.02% 溶液として局所的に用いる.[CAS 59-87-0]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む