ニュージョージア諸島(読み)ニュージョージアショトウ

デジタル大辞泉 「ニュージョージア諸島」の意味・読み・例文・類語

ニュージョージア‐しょとう〔‐シヨタウ〕【ニュージョージア諸島】

New Georgia Islands南太平洋ソロモン諸島西部の諸島。主島ニュージョージア島、行政中心地があるギゾ島をはじめ、ベララベラ島コロンバンガラ島など、サンゴ礁に囲まれた火山島からなる。太平洋戦争中、日本軍が占領し、航空基地を置いた。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ニュージョージア諸島」の意味・わかりやすい解説

ニュー・ジョージア諸島
にゅーじょーじあしょとう
New Georgia Group

太平洋西部、メラネシアのソロモン諸島に属す火山島群。立憲君主国「ソロモン諸島」領。北からベラ・ラベラ、コロンバンガラKolombangara、ニュー・ジョージア、バングヌVangunu、ンガトカエNggatokae(別名ガツカイGatukai)の内(東)側の島々と、ラノンガRanongga、ギーゾ、ボナ・ボナVona Vona、アルンデルArundel、レンドバRendova、テテパレTetepareの外(西)側の島々からなる。これらをあわせて面積3367平方キロメートル。最高峰はコロンバンガラ島にあり、標高1661メートル。この諸島の主島はニュー・ジョージア島であるが、行政中心地はその北隣のギーゾ島にある。第二次世界大戦中の1942年(昭和17)日本軍が占領、コロンバンガラやニュー・ジョージア島ムンダなどに航空基地を設けた。

[大島襄二]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ニュージョージア諸島」の意味・わかりやすい解説

ニュージョージア諸島
ニュージョージアしょとう
New Georgia Group

南西太平洋,ソロモン諸島西部の火山島群。おもな島は北からベララベラ,コロンバンガラ,ニュージョージア,レンドーバ,バングヌなどの各島で,ニュージョージア島が最大。 1942~43年日本軍が占領。熱帯自給作物およびコプラを産する。人口1万 7423 (1986) 。

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