デジタル大辞泉 「ニーラゴンゴ山」の意味・読み・例文・類語 ニーラゴンゴ‐さん【ニーラゴンゴ山】 《Mount Nyiragongo》コンゴ民主共和国東部にある活火山。キブ湖の北約20キロメートルに位置する。標高3469メートル。成層火山で側火山が多く、たびたび大規模な噴火を起こしている。マウンテンゴリラの生息地として知られるビルンガ国立公園内にあり、ニアムラギラ山とともにビルンガ火山群に属する。ニイラゴンゴ山。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
共同通信ニュース用語解説 「ニーラゴンゴ山」の解説 ニーラゴンゴ山 希少なマウンテンゴリラの生息地として知られるコンゴ(旧ザイール)の世界遺産「ビルンガ国立公園」内にある活火山。活動性が高く、20世紀以降に10回以上、噴火している。ほぼ同一の火口から噴火を繰り返すのが特徴で、富士山と同じ「成層火山」に分類されている。(ナイロビ共同)更新日:2021年5月23日 出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「ニーラゴンゴ山」の意味・わかりやすい解説 ニーラゴンゴ[山]Mount Nyiragongo アフリカ中部,コンゴ民主共和国(旧,ザイール)東境部にある活火山。標高3470m。アフリカ大地溝帯底部に並ぶエドワード湖とキブ湖の間にあるビルンガ山地Virunga Mountainsに含まれ,山地の最高峰カリシンビ山(4507m)の西に接する。頂部のカルデラと,激しい活動をつづける火口内の半円形の溶岩湖で知られる。北には同じく活火山のニアムラギラ山(3056m)が対峙しており,山群一帯は火山研究の好適地となっている。マウンテンゴリラでも名高いビルンガ国立公園に含まれ,登山基地は北側のルチュルと南側のゴマである。執筆者:戸谷 洋 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by