デジタル大辞泉 「キブ湖」の意味・読み・例文・類語 キブ‐こ【キブ湖】 《Lake Kivu》アフリカ中央部、ルワンダとコンゴ民主共和国の国境に位置する湖。大地溝帯の一部をなす。標高約1460メートルのアフリカ最高所の湖として知られる。ルジジ川が流出しタンガニーカ湖に注ぐ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
百科事典マイペディア 「キブ湖」の意味・わかりやすい解説 キブ湖【キブこ】 アフリカの中東部にある湖。グレート・リフト・バレー(大地溝帯)の中にあり,西岸はコンゴ民主共和国に,東岸はルワンダに属する。アフリカ最高所の湖で標高は1460m,面積は2700km2で最深部は480mに達する。湖の水は南端からルジジ川によってタンガニーカ湖に注がれる。湖岸にはブカブ,ゴマ(コンゴ),ギセニー(ルワンダ)などの町があり,漁業などが行なわれている。またキブ湖は観光地としても知られている。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
改訂新版 世界大百科事典 「キブ湖」の意味・わかりやすい解説 キブ[湖]Lake Kivu アフリカ中部,コンゴ民主共和国(旧,ザイール)とルワンダとの境界にある湖。面積約2700km2。湖面標高1460m,最大水深480m。南端から流出するルジジ川は,南方のタンガニーカ湖に注ぐ。アフリカ大地溝帯のなかに位置し,湖の周辺には火山が多い。湖中にはイジウィ島をはじめ多くの島が浮かぶ。南岸のブカブは人口密度の高い湖岸の中心都市であり,美しい風景に恵まれて観光の基地ともなっている。執筆者:編集部 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「キブ湖」の意味・わかりやすい解説 キブ湖キブこLac Kivu コンゴ民主共和国とルワンダの国境にある湖。南北約 95km。東西約 48km。面積約 2700km2。平均水深 220m。最大水深 475m。中央のイディウィ島をはじめ多くの島と入江がある。北方のエドワード湖と結ばれていたが火山の隆起により分離した。湖底には天然ガスが豊富。景観が美しく,標高 1460mの高地のため冷涼な気候もあずかって観光の発展が期待されている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報