ビルンガ国立公園(読み)ビルンガコクリツコウエン

デジタル大辞泉 「ビルンガ国立公園」の意味・読み・例文・類語

ビルンガ‐こくりつこうえん〔‐コクリツコウヱン〕【ビルンガ国立公園】

Parc national des Virungaコンゴ民主共和国北東部、ルワンダウガンダの国境近くにある国立公園。ビルンガ火山群やエドワード湖を中心とし、赤道直下には熱帯雨林が広がる。1979年、世界遺産自然遺産)に登録。カバ絶滅危惧種マウンテンゴリラの生息地として有名だが、ルワンダ内戦で発生した難民流入による環境の悪化などを理由に、1994年、危機遺産リストに登録された。旧称アルバート国立公園。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ビルンガ国立公園」の意味・わかりやすい解説

ビルンガ国立公園
ビルンガこくりつこうえん
Parc National du Virunga

コンゴ民主共和国北東部,ウガンダおよびルワンダとの国境地帯にある国立公園。旧称アルベール Albert国立公園。北はルウェンゾリ山脈から,エドワード湖,ビルンガ山脈を経て,南はキブ湖にいたる。面積約 7800km2。 1925年指定。山と湖の風光美に富み,ムブティ族 (いわゆるピグミー) が住む。ゾウ,カバ,ゴリラ鳥類など動物も豊富。マウンテンゴリラの世界的な保護区。観光基地はブカブ。 1979年世界遺産の自然遺産に登録。

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